大人になっていくにつれて、簡単に「ありがとう」のことばで済んでいたことが済まなくなってきた30代。そんなときに使える“ひとこと手紙”。
書きたい言葉が思いつかない、具現化できないときにぜひ参考にしてみてください。
目次
いつもよりカジュアルにひとこと手紙
いつもの堅苦しいお礼状。
遠い親戚や普段会わない人にはぴったりですよね。
ですが、「身に余る喜びです」だとか、「今後も変わらぬ…」なんて、なんだかタイプじゃないし、調べて書いた感じになっちゃうなぁということはありませんか?
そんなときにぴったりなのが、いつもよりカジュアルなひとこと手紙です。
「等身大の喜びを伝えることができる」プラス、「丁寧さも感じられる」ような手紙を一緒に書くのはいかがでしょうか。
嬉しい気持ちを素直に伝えることで堅苦しくなく、自分の気持ちを伝えることが出来ますよ。
ひとこと手紙の例文
ここでは、なにかをいただいた時の例として例文にしてみました。
○○様
先日は、すてきな○○(もらったもの)をいただき、ありがとうございます。
さっそく家族みんなで旬のおいしさをいただきました。
いつも細やかなお心遣いに感謝しています。嬉しかったです。
これからもどうぞよろしくお付き合いください。
では、お体にお気をつけて。
○○(自分の名前)
このように少しカジュアルな文章にすることで、自分自身の等身大の気持ちを伝えることができます。
嘘のない気持ちを伝えることが出来ますね。
一筆箋は100円ショップやインターネットなどでも購入できますよ。
一筆箋(いっぴつせん)とは上記のようなものです。ちなみに私は100円ショップ(セリア)で販売されているものをいつも愛用しています。
もし、仮にお礼状が遅くなっても贈ること自体が大切です。日が経っていないうちがベストですが、遅れてもお礼状は送るようにしましょう。
小さなことでも、お礼があると気持ち良いものです。
・ずっと気になっていたのですが…
・時間が経ってしまい申し訳ありませんが…
・お礼が遅くなってしまいましたが…
などの言葉を参考にして文章にいれて出すようにしましょう。
送る相手によって内容を変えてみよう
義理の両親に
梅雨が明け、あっという間に暑い日々が続くようになりました。
先日は素敵な夏の贈り物をいただき、ありがとうございます。
さっぱりとしたシャーベットに、しばしこの暑さを忘れることが出来ました。
またお会いできるときを楽しみにしております。
祖父母に
おじいちゃん、おばあちゃんお元気ですか。
毎年のことだけど、今年の夏も厳しい暑さですね。
もらったスイカのみずみずしさが最高で何倍もおいしく感じました。
いつも気にかけてくれてありがとう。
またお盆に会いに行きます。その日を楽しみにしています。
夫の同僚に
いつも主人が大変お世話になり、ありがとうございます。
また、先日は結構なお品を頂戴し、主人に代わり、私からもお礼申し上げます。
○○さんは、仕事熱心でリーダーシップのある方だと、耳にしております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
知人に
この度は結構なお品をいただき、ありがとうございます。
家族みんなで旬のおいしさをいただきました。
でもお気持ちだけでも充分なので、お気づかいになさらないでくださいね。
また会える日を楽しみにしています。
予期せぬ人から贈り物をいただいたときは、強く拒否したり、何度も詫びるのではなく、スマートにお礼を述べつつ、辞退することがベターです。
相手との関係の距離を考えながらひとこと手紙を書きましょう。パソコンで印刷するものよりも、手書きで書いたものの方が気持ちも伝わります。
さりげない褒め言葉があるだけで、グッと印象があがりますよ。自分なりの言葉で素直に表現しましょう。
まとめ
相手との関係性にもよりますが、堅苦しくなく「ひとこと手紙」を書くことで、自分自身の素直な気持ちを相手に伝えることができます。
スマートに、でもカジュアルに、難しいことですが、両立できます。この機会に大人の心配りをしてみるのはいかがでしょうか。