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【手作りおせち料理】おせちを安く簡単に手作りするコツと作り方

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お正月に食べるおせち料理は年神様をお迎えして祝う、新年の初めの一番大事な行事です。

購入することが多くなっている昨今ですが、わたしはあえて手作りをしています。手作りだと比較的安価に、自分の作りたいものだけをつくることが出来るからです。

正月に「ラク」になるために年末に毎年頑張るようにしています。なんとかラクに安くおせちを作るコツを何年もしていくうちにつかめてきたので紹介したいと思います。

ちなみにわたしは、過去には仕事で何度もおせち料理教室のアシスタントをしたこともあります。 

おせち作りを簡単に安く済ませる方法

おせちは作るものと買うものを分ける

全て手作りでつくってしまうと時間もかかり、失敗する可能性もあります。つくるものを限定することで失敗なく、安く時短でつくることが出来ますよ。

例えばわたしの場合は、黒豆はフジッコの煮豆を購入することで失敗せず、しかも安く準備することが出来ています!味も安定していておいしいですよ。

賞味期限もある程度長いので、早めにまとめ買いしておくのもいいですよね。

逆に、作ると決めたものは作ることで量を増やしたり減らしたりがしやすくなります。

わたしは松風焼きが好きなので松風焼きは手作りで作る!と決めています。

黒豆は色がうまく出なかったりすることがあり、何度か挑戦した結果、今は作ることは諦めて購入しています。

カスタマイズおせちで好きなものをつくる

作りたいものを作っていれることで「開けた時のワクワク感」を演出できます。

例えば、去年は海老の艶煮を入れずにエビチリを入れたところ家族に好評でした。

これを入れなければいけない、という決まりに縛られるよりも好きなものを入れた方が食べたくなりますよね。

華やかになる入れ物やピック類は100均でも入手可能

正月用のピックやカップは100均で購入ができます。

クリスマスを過ぎると100円ショップの陳列棚にはおせちのコーナーがずらりと並びます。販売期間が短いので、見つけたときが買い時です。

わたしはお重もダイソーで購入したものを使用しています!

ちょっと飾りを入れるだけでワンランクアップした手作りおせちになります。

洗ってアルコール消毒をして保存しておくと翌年にも使えるので、焦って購入しなくて済みます。ピックやお重はそういった季節ものを使うだけでも華やかで本格的に見せることができます。

また、普段からお重を使う方法として、こういったちょっと洋風なお重を購入しておくという手もあります。

おせちだけでなく行楽にも使えるのでトータルで見るとコスパがいいですよ。どちらにしても事前に用意しておくと焦らずに済みます。

手作りか購入、どちらが安いかを考える

わたしがいつも作りたいなと思っているものは筑前煮・松風焼き・ぶりの照り焼き・伊達巻・なますくらいです。

たつくりは値段によって購入するか決めています。

たとえばきんとんやかまぼこは100円ローソンにも販売しているのでそういったものを購入するのも手です。

わたしは毎年「紀文の姫かま(紅白)」のかまほこを購入しています。1個100円ほどで購入できて美味しいので気に入っています。

筑前煮は材料次第で大量に作ることができるので、作った方が安価です。食べたいものと量を考えてつくることもポイントです。

おせち用に準備・購入するものリストを事前にメモしておく

例えば私の場合、以下のものは絶対に毎年必要なのでメモをしておいています。

おせちメモの内容

松風焼き用

鶏ひき肉450g

西京味噌

パン粉

ごま

しょうが

 

筑前煮(お煮しめ)用

鶏肉(こま)

にんじん

れんこん

こんにゃく

しいたけ

干ししいたけ

たけのこ

 

その他

かまぼこ紅白(ミニ)

さつまいも

えび

ぶり

ふじっ子の黒豆

 

準備

正月用ピック

正月用カップ

型抜き(梅)

お重

寿司注文

このように購入するものと準備するものを書き出しておくことでなにを買わなければいけないかを考える手間が省けます。

年末にかけて値段が上がるものは事前に購入しておく

毎年年末ギリギリになると需要と供給のバランスで値段が跳ね上がるものは事前に購入しておくことで安く済ませることができますよ。

わたしはいつもおせち6人分で予算は5000円くらいで作っています。かなりの量が出来るので、購入することを考えるとコスパの良さは手作りの圧勝です。

おせち以外にも年末年始に食べたいものは早めに注文しておくことをおすすめします。

前もって12月頭に購入するリスト

ぶり(下味をつけて冷凍)

鶏もも肉(ハサミでカットして冷凍庫へ)

フジッコの黒豆

さつまいも

海老

これらはあらかじめ12月の頭くらいに賞味期限を考慮しながら買っておいてさつまいもは常温で保存、さつまいも以外は冷凍庫で保管しておきます。

他にも正月用としておせちには入れないけれど食べたいものは、ギリギリに購入すると高くなるものは10月くらいから購入し始めます。

10月くらいから購入するものリスト

いくら

数の子

(値段に応じて)カニ

ネットで購入しておくと、12月頃に届くように注文できるので安心感がありますよ。

それでもおせちのハードルが高い方へ

それでも手間がかかってめんどくさいな…という場合はもちろん購入するのも手だと思います。

食べたいものだけ目星をつけておいて購入する方法もあります。紀文オンラインショップではほしいものだけネットで購入することも出来ます。

>> 【公式】紀文オンライン <<

セットのものを購入する場合は、早めに行動することが安くラクにするコツです。人気のものはすぐに売り切れになってしまうので早め早めに動いていくことをおすすめします。

おすすめの「手作りおせち料理」

栄養士でフードコーディネーターでもある筆者が、手作りでも比較的簡単に労力を使わず作れるおせち料理を紹介したいと思います。

松風焼き

松風焼き

<材料(作りやすい分量)>

鶏ひき肉 450g

卵 1個

パン粉 大さじ3.5

西京味噌 大さじ2

砂糖 大さじ2

酒 大さじ1

醤油 大さじ1/2

しょうが汁 小さじ1/2

ゴマ 適宜

  1. ボウルに全部入れて混ぜる
  2. オーブントースターに付属している天板にアルミホイルを敷いて平らにする
  3. ゴマ(けしの実)を全体にふりかける
  4. 予熱後8~10分くらい焼く(温度設定が出来る場合は230度程度にする)
  5. そのまま庫内に置いて余熱で火を通しながら肉汁を馴染ませる
  6. 冷めてから切る

ブリの柚庵焼き

<材料>

ブリ(一切れを半分にカットする)およそ30g程度 4切れ

★みりん 大さじ2

★酒 大さじ2

★しょうゆ 大さじ2強

★柚子(輪切りにしたもの)

  1. ★を合わせておき、その中にブリを漬け込む(1時間程度)
  2. 天板にオーブンシートを敷き、皮目を横にして230度のオーブンで10~12分程度焼く
  3. 照りが足りないときはみりんを塗り、再度オーブンに入れ余熱で1分ほど待つ

海老のつや煮

ブリの柚庵焼き&海老のつや煮

<材料>

海老(頭が付いているもの)3尾

★水 大さじ2

★酒 大さじ1

★みりん 大さじ1/2

★砂糖 小さじ1

★醤油 小さじ2

  1. 海老は良く洗い、背ワタを竹串で取り、身の部分だけ殻を取り除く
  2. 小鍋に★と①を入れ強火で5分程度煮る
  3. 鍋ごとそのまま冷ます

ちょっとだけでも手作りすると、一気におせち料理が華やかになります。

さいごに

手作りするのであれば、比較的時間がかかるので、時間があるときに覚悟を持っておせち料理に挑戦することをおすすめします。

ですが、おせち料理自体はそんなに難しくなく挑戦しやすいものばかりです。手作りおせちで全部頑張らなきゃ!と思うとハードルが高くなってしまうので、簡単に作れそうなもの1品からでも挑戦してみるのも手ですよ。

また、おせち料理の飾りに使ったピック類はしっかり洗ったあとアルコール消毒して保管しておくと翌年また使えますよ。エコで安く済む工夫です。次の年のことまで考えておくのも安くラクに済ませるコツです。ぜひ実践してみてくださいね!